
8-3. 解体業者・測量士との連携がカギとなった事例
築古空き家 × 境界不明瞭=売却困難? プロの連携でスピード解決
今回ご紹介するのは、「解体業者」と「測量士」との同時連携が、売却成功の決め手となった事例です。
対象となったのは、都内の住宅街にある築60年以上の木造空き家。ご親族の相続により名義変更されましたが、老朽化が著しく、買主候補からも「更地渡し」の希望が強く出されていました。
売却を困難にしたのは、以下の二重の課題です。
・建物の老朽化と解体の必要性: 安全性の問題から解体は必須でしたが、解体費用が売却コストを圧迫するリスクがありました。
・境界線の不明確さ: 古いブロック塀のみで隣地との正式な境界が未確定。隣地所有者との立会い・調整に時間がかかることが予想されました。
測量と解体の同時進行。「売却期限」を厳守する段取り
ご親族は「できるだけ早く資産整理を終えたい」という強い希望があり、当社にはスピード感のある対応が求められました。通常の流れでは、「測量・境界確定の完了」を待ってから買主を募集し、「契約後に解体工事」となるため、時間がかかりすぎます。
そこで当社は、信頼できる測量士と解体業者を案件初期にアサインし、売却期限から逆算した緻密な連携体制を構築しました。
邦文不動産の戦略的連携ポイント
・タイムマネジメントの徹底:
測量士には、売買契約を先行させるため、隣地立会日程の調整を最優先で依頼。測量結果が出る前に買主と交渉できる土台を早期に準備しました。
・コストの明確化:
解体業者には、建物構造や接道条件を詳細に確認させ、正確な解体費用を早期に見積もり。これが売却価格の根拠を裏付け、交渉のブレを防ぎました。
・工程の並行化:
測量と解体の工程表を可視化し、並行作業を計画。引渡し期限に間に合うよう、緻密な工程管理を実施しました。
・当社が一元対応:
売主・買主だけでなく、最も煩雑な隣地所有者との関係調整も当社が一元対応。複数回訪問し、丁寧なご説明で合意を得ることで、手続きを円滑に進めました。
連携の結果:「更地×境界明示」の理想的な引渡しを実現
この緻密な連携の結果、「スピード」と「確実性」を両立させることができました。
・正式な境界確定測量図を添付した売買契約を締結。
・契約直後に解体工事に着手し、引渡し期限に間に合う形で更地渡しを完了。
・買主は「境界確定」という最大の不安要素が解消された状態で取得でき、スムーズな引渡しを実現できました。
邦文不動産の「+α対応力」:段取りと交渉で難題を解決
不動産の売却は、単に買主を見つける「仲介」だけでは解決しないケースが多くあります。
今回のように、測量や解体が絡み、複数の関係者との調整が必要な案件では、「段取り力」と「交渉力」が成功の分かれ道となります。
邦文不動産では、案件の状況に応じて専門家との連携チームを早期に組成し、煩雑な隣地交渉の代行や、売却に必要な手続きの同時並行を実行します。
「この物件は老朽化が進んでいる」「境界が不明瞭で売れるか不安だ」とお悩みの方も、ぜひ一度、専門家との連携・一元対応を得意とする邦文不動産にご相談ください。

