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5-1. ある空き家の再生ストーリー(事例紹介)

5. 実務ノウハウ・ケーススタディ

ある空き家の再生ストーリー

〜 築50年の空き家を収益物件に再生したプロセス 


相続人不存在の案件で、使い道のない空き家を抱えていませんか?『どうせ売れない』と諦める前に、この記事を読んでみてください


1. 物件の概要

今回のケースは、地方都市にある築50年の木造住宅。

長期間空き家となり、庭は雑草が生い茂り、屋根には雨漏りの痕跡がありました。

固定資産税は毎年かかっているものの、使い道がないまま放置されていた典型的な相続人不存在物件です。


2. 相続財産管理人の選任と調査

家庭裁判所によって相続財産管理人が選任され、まずは現況調査を実施。


・建物の劣化状況

・境界の有無(未確定部分あり)

・市場価格の試算

を行いました。

その結果、現状のままでは買い手がつかず、再生して収益化する方針が浮上しました。


3. 再生プロセス

不動産会社・施工業者と協力し、次のステップで進めました。

(通常は現状有姿で売却することが多いですが、今回は、リフォームの選択したケース)


・解体せずリフォーム方針を採用

築年数は古いものの、構造部分がしっかりしていたため、フル解体ではなくリフォームを選択。

・水回り・屋根の修繕

老朽化が激しいキッチンと浴室を刷新し、屋根の防水工事を実施。

・内装リフォームと外構整備

フローリングや壁紙を更新し、庭の雑草を撤去。近隣からの苦情も減少。

・収益モデルの設計

賃貸需要を調査した上で、月額賃料8万円で貸し出す計画を立案。


4. 成果

リフォーム後、物件はすぐに入居者が見つかり、年間収益100万円近い収益物件へと再生。


これにより、

・固定資産税の負担が収益で相殺

・将来的な売却価格も上昇

・周辺環境の改善(空き家問題の解消)

という複数の成果を得ることができました。


5. 実務上の学び

この事例から得られる教訓は、


・空き家は「放置=負担増」、再生すれば「収益資産」に変わる

・解体ではなくリフォームでコストを抑える選択肢も有効

・近隣住民からの理解を得るため、管理・整備を早めに実施することが重要

という点です。


6. 邦文不動産からの視点

相続人不存在物件は「売れない負動産」と見られがちですが、再生の工夫次第で価値を取り戻すことが可能です。

邦文不動産では、物件の現況や地域特性を踏まえ、「売却」か「収益化」かの最適解を管理人(弁護士)と共に検討しています。

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